古くからの繁華街で形成された南口エリアと再開発による発展が著しい北口エリアに分かれます。北口エリアの再開発のシンボルといえばアルカタワーズ錦糸町です。ショップや飲食店を集積したアルカキット錦糸町、有名シティホテルの東武ホテルレバント東京も北口エリアにあります。駅から南へ歩くと猿江恩賜公園に着きます。かつては貯木場でしたが、現在は広々とした公園になっており休日は家族連れなどで賑わいます。

向島は東京でも指折りの花街として知られています。現在は100名以上の芸妓が活動しています。向島百花園は江戸時代の文人たちが趣向をこらして作り上げた庭園です。園内に小高い丘があり、スカイツリーを眺めるのにぴったりです。長命寺・弘福寺・三囲神社など6つのスポットをめぐる隅田川七福神などの年中行事が有名です。とうきょうスカイツリー駅から近いです。

両国は両国国技館を有する相撲の街です。相撲博物館や勧進相撲で有名な回向院などのスポットのほか、飲食店ではちゃんこ鍋の店舗が目立ちます。街中を力士が歩いていることもあり、海外からの観光客も多数訪れます。江戸東京博物館が建つ駅前は活気があるものの、少し離れれば閑静な住宅街が広がっています。観光地らしい賑やかさと住むのに適した静けさのバランスがとれており人気です。

東京スカイツリーが完成したのは2012年のことです。以後押上というエリアは、開発により美しく整備され発展を遂げました。スカイツリー周辺のショッピング施設のソラマチはいつも大勢の人で賑わっています。しかし駅前から離れると下町らしい風情のある飲食店など、昭和を感じさせる風景が見られます。古民家カフェもオープンしており、まだまだ発展しそうなエリアとして期待されています。